ここは人と関わらない仕事を求める者が集まるアローネ(alone)神殿。組織に属することが苦手な君の転職が見つかるよう手助けする場所じゃ。まずは希望を選択するのじゃ!
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営業職は、企業の顔。だが、実際は激務と言われており離職率も高いのが現状じゃ。
離職率の高い企業は離職率を公表していないため概算にはなりますが、テレアポや訪問販売といった個人相手の営業職は「3年後の離職率が50%を超える」と言われています。
話を聞いてくれず門前払いを食らったり、そもそもアポイントが取れなかったり…。ノルマが高く設定されているから必死になって電話をかけまくり、やっと契約!と思っても、受注額が少ない=インセンティブも少額…。常に結果を求められる環境に心も体も疲弊し、転職を考える人も少なくないようです。
同様に3年後の離職率が50%以上とされているのが、百貨店、アパレル、飲食、旅行、量販店などの営業職。これらはすべて消費者相手の営業職です。激務、安月給、土日出勤ありなど過酷な労働環境に加え、クレーマーの対応に時間を割かれることもしばしば。給料も安いため、離職率が高いのが現状です。
営業職はたしかに離職率が高い職種です。しかし、「営業が天職だ」と豪語する人もいます。基本的に営業は商品を売るのではなく、自分を売り込む仕事です。はじめに自分を気に入ってもらってから契約をとる、というコミュニケーション力が問われるため、会話が苦手な人やコミュニケーションが苦手な人は向いていません。
営業は数字、人間関係など常にさまざまなストレスが降りかかります。ストレスを感じやすい敏感な人も向かないでしょう。営業はときにプライドを捨ててお客様や上司に向き合わなければならない場面が多くあります。プライドの高さは売上の邪魔になるだけ。プライドが高い人も、営業職には向かないのです。
これはどんな仕事にも共通することかもしれませんが、最終目的(契約)から逆算して今やるべきことを順序立てて仕事ができない人もアウト。「この日までに何本の契約が必須だから、今日は何件電話をかけてアポイントを〇件とる」といった逆算ができないと、ノルマの達成はできません。
「自分は営業に向かない」と思った人は、違う営業職を検討するのもありでしょう。会社によってスタイルが違いますし、ノルマがないこともあります。営業とはいえさまざまな種類がありますし、今の営業が向いていないだけかもしれません。
今、個人相手の営業をしている人は、法人営業に目を向けてみたり、新規営業をしている人は既存営業に切り替えたり、営業の種類を変えてみるのもひとつの手です。
営業そのものに苦手意識や嫌悪感を抱いている人は、人と関わらない仕事に目を向けてみましょう。
人と関わらない仕事は工場作業員や警備員、宅配ドライバーなどさまざま。人と関わる煩わしさが限りなく少ないストレスフリーの仕事が気になる方は、チェックしてみてください。