ここは人と関わらない仕事を求める者が集まるアローネ(alone)神殿。組織に属することが苦手な君の転職が見つかるよう手助けする場所じゃ。まずは希望を選択するのじゃ!
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マンションの運営を裏から支えるマンション管理人は、一見人と関わらなさそうじゃが、居住者や来訪者と接する機会はあるようだのう。イメージしにくい仕事かもしれんが、どのような仕事かまとめてみたので確認してみてはどうかな?
マンションの管理人と聞くと、受付や守衛といった人と関わる仕事を想像するかもしれません。確かにマンションの受付や、居住者とのやり取りも重要な役割といえるでしょう。しかし大規模なマンションのなかには、施設の点検や清掃など人と関わりにくい仕事を分業して行うところも多くあります。
マンション管理人は入居者の意見・申告の受付、訪問者の窓口対応といった人と関わる機会が多くあります。また設備工事や修繕工事の立ち合いでも、人と関わることになるでしょう。比較的人と関わりにくい作業といえば、点検作業や清掃があげられます。これらは主にマンションの共用部分を中心に行いますが、住民とすれ違ったときには最低限の挨拶が必要です。いずれにせよ全く人と関わらない、ということはありません。
給与は雇用形態や管理会社によって異なりますが、一般的に1,000円前後が相場となっています。地域によって価格差が大きいことも特徴で、都市部から外れると時給800円程度となる場合も珍しくありません。月給制であっても手取り15万円程度が平均となっており、たくさん稼ぎたい人には物足りないのが実情です。
専門の知識や資格は必要ありませんが、過去に実務経験があると優遇される傾向にあります。管理業務主任者、マンション管理士といった国家資格もありますが、資格がなくても働くことは可能です。
マンション管理人の勤務形態として、24時間住み込みで行う場合と、ほかの企業のように出勤して対応する形態があります。いずれも仕事内容に大きな変化はありませんが、複数のマンションを管理する場合は、定期的に見回ることもあるでしょう。
単身向けの分譲マンションが増えていることもあり、将来性のある仕事といえます。どんなマンションでも管理する人は必要になるため、今後も求められ続けるポジションでしょう。しかし現状、主な採用対象は若い人というよりもシニア世代が中心です。どちらかといえば長く働き続けるイメージではなく、定年後の仕事として人気があります。
マンションの運用を裏で支えるマンション管理人は、目立たず地道に作業できる人が向いています。目に見えた成果は得にくい仕事ですが、感謝される職業ということに変わりはありません。また居住者のプライベートに関わる機会も多くあるため、守秘義務をきちんと守る必要があります。必要以上のことをしゃべらない寡黙な人も向いているでしょう。