ここは人と関わらない仕事を求める者が集まるアローネ(alone)神殿。組織に属することが苦手な君の転職が見つかるよう手助けする場所じゃ。まずは希望を選択するのじゃ!
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翻訳家はフリーランスで活躍する人が多い職業じゃ。ただし、年収は大きな差があり、年収1,000万円以上稼ぐ人もいれば、お小遣い程度の収入しか稼げず、二足のわらじを履く人もいるのが実情じゃ。
翻訳家の年収相場はおよそ100万円~600万円。収入の幅が広いのは格差が大きい仕事だからで、高給を得るには実績が求められます。
※総務省が定める「日本標準産業分類」で翻訳家が該当する「専門サービス業(他に分類されないもの)」の数値を算出。以下同
19~39歳/約195万円~409万円
19~39歳/約158万円~277万円
約697万円
約592万円
約494万円
約409万円
約168万円
約248万円
約333万円
約371万円
約395万円
翻訳家は、外国語の文章を日本語に訳し、表現するプロです。クライアントから翻訳の依頼を受け、期日までに納品します。翻訳家の仕事は、文芸作品を翻訳する「文芸翻訳」、企業や研究者に向けた「実務翻訳」、映画やドラマなどを翻訳する「映像翻訳」などがあります。分野によって必要な知識や、求められる力も異なります。
翻訳家はフリーランスで活動する人が多く、仕事に応じた報酬が収入となります。時間の融通が利くため、専業主婦や自宅で介護をしている人でも参入しやすい仕事です。
基本的に、パソコンに向かってこつこつと翻訳する仕事なので、たくさんの人と関わりながら仕事を進めるようなことはありません。主に人と関わる場面は業務受託時と納品時くらいですが、仕事によってはプロジェクトで複数人の翻訳者と仕事をすることもあります。
特別な資格は不要ですが、外国語・日本語ともに語学力が問われます。英検1級、TOEIC900点以上など、語学力が証明できる資格があると仕事が見つかりやすいでしょう。翻訳の専門学校で学んでから仕事を見つける方法もあります。
翻訳の仕事は、翻訳する文字数×単価で設定されることが多く、単価はクライアントや案件の質、経験によって異なります。高単価かつ短時間労働が望ましいですが、機械翻訳の普及により単価が下がってきているため、長時間働く人も少なくありません。
翻訳家の単価は、下落傾向にあります。子育て中の主婦や海外居住で日本語ができる人などが安い単価で翻訳を引き受けるケースが増えているからです。生涯、翻訳家として食べていくには、「これだけは負けない」という専門分野がないと厳しいかもしれません。
とはいえ、翻訳家の仕事がなくなるわけではありません。機械翻訳やAIの普及により、先行きを不安視する人もいますが、書き手の心理の理解や読み手の心に響くような情緒的な表現は、人間にしかできないことです。翻訳家として地道に経験を積んでいけば、仕事を失うことはまずないでしょう。
文章を正確かつ丁寧に翻訳し、その文章が合っているかをしっかり確認できる人が向いています。長時間机に向かう仕事なので、集中力がない人やじっとしているのが苦手な人には不向きでしょう。
また、辞書を引いたり、資料やインターネットで情報を調べたりする作業も多いので、知的向上心がある人には向いています。教養を高める勤勉さが必要となる仕事です。
いざ、人と関わらない世界へ!
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