ここは人と関わらない仕事を求める者が集まるアローネ(alone)神殿。組織に属することが苦手な君の転職が見つかるよう手助けする場所じゃ。まずは希望を選択するのじゃ!
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ネット声優とは、同人音声として使われる声を仕事にしている人のことじゃ。自分の声をデータとして依頼者に送るから、実際に人と会うことなくお金を稼げるぞ。本当に声優になりたい人には向かんが、趣味程度で楽しみたい人にはうってつけじゃろう。
事務所に所属している声優と違い、ネット声優はすべての仕事のやり取りをインターネット上で行います。声を音声データにして送ったり、音声の販売サイトで売ったりと、人と会うことなく声優の仕事がこなせるでしょう。
ネット声優が人と対面して仕事をする可能性は、ほとんどあり得ません。依頼者と声優をつなぐ仲介サイトを通せば、データの受け渡しなども直接やり取りしなくて済みます。
原稿の量にもよりますが、1文字1円程度なので、1つの依頼につき5,000円~3万円と考えておきましょう。1文字の単価が3~4円と高いこともありますが、あまり期待はできません。平均月収は0~3万円で、月に5万円稼げれば良いほうです。
ネット上ですが、依頼者と仕事についてやり取りすることがあります。音声サイトに登録し依頼がくると、仕事の内容や納期、報酬額についてレクチャー。その後、音声収録とデータ化を行い、依頼者へ音声データを渡したら、報酬をもらって完了です。
声の仕事ですから、台本をすらすら読む力と演技力が求められます。加えて、滑舌を良くするために、腹式発声を覚えておくと役立つかもしれません。そしてネット声優をやるうえで必要なのが、音声編集ソフトを使いこなす技術です。余分な部分をカットしたり、ノイズをなくしたりと、声を綺麗なデータにしてから依頼者へ渡すことも仕事の一つとなります。
1つの原稿を収録するのにかかる時間は、完成した音声データのおよそ4~6倍の時間と言われています。ほかに音声の編集や、原稿印刷、データチェックなどの時間を必要とするため、1案件につき約10~20時間はかかる見込みです。
依頼の仲介サイトに頼らず、自分でホームページなどのサイトを持って活動していけば、収入はまずまずと言ったところ。それでも固定の依頼者がついていたり、常に複数の依頼があったりしなければ、まとまった収入にはなりません。無理難題を言う依頼者に出会うことも多いので、本格的に声優を目指したい人は、ネット声優よりも学校などに通うことをおすすめします。
趣味として声優の仕事がしたい人や、何かを作ることが好きな人には向いている仕事です。1つの案件で稼げる収入はそこまで多くありませんが、チャンスがあれば一気に大金を得られるかもしれないので、夢のある仕事とも言えるでしょう。
いざ、人と関わらない世界へ!
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