ここは人と関わらない仕事を求める者が集まるアローネ(alone)神殿。組織に属することが苦手な君の転職が見つかるよう手助けする場所じゃ。まずは希望を選択するのじゃ!
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住居やビルの電気メーターを見てまわるのが電気検針員の仕事じゃ。自分のペースで仕事ができるからストレスも少ないのが魅力で、人間関係で転職を考えている人にも適しているぞ。割りのいい仕事で長く続ける人が多く、求人がなかなか出ないくらいなんじゃ
電気検針員は、家庭の電気メーターを確認して電気料金が書かれた紙をポストに入れる仕事です。1日あたり200~300箇所を検針します。自宅から検針機器を持参して現場に直行するのが一般的な検針の方法。
検針は基本的にひとりで行なうので会話もなく、黙々と作業できます。1日に200以上の家をまわるので、地域住人とすれ違ってもあいさつ程度で済むでしょう。家の中に入って行なう仕事ではありますが、ポスティングスタッフのようにクレームを言われることもありません。
天気の善し悪しに関係なく行わなければならない仕事ではありますが、ひとりで集中して作業をしたい人に向いている仕事です。
自宅から検針機器を持ち出して現場へ直行するので、仕事を始めるときには人と関わることはないでしょう。
検針時に気をつけなければならないのが住民とのあいさつです。同じエリアで仕事をしているとあいさつをしてくる住民もいるはず。なかにはお水やお茶などを出してくれる住民もいるかもしれません。小さなコミュニケーションが苦でないのであれば、検針員の仕事を続けられるでしょう。
検針後は本日の仕事内容を報告するために会社での事務作業が必須になりますが、滞在時間が短いため社内の人とコミュニケーションを取らなければならない場面も回避できます。
電気検針員の年収相場は約180万円~400万円。歩合制のため、担当エリアの件数に給与が左右されることが多いようです。
※総務省が定める「日本標準産業分類」で電気検針員が該当する「設備工事業」の数値を算出。以下同。
19~39歳/約197万円~353万円
19~39歳/約195万円~316万円
約650万円
約537万円
約466万円
約364万円
約191万円
約248万円
約298万円
約332万円
約360万円
作業後は会社での事務作業がありますが、滞在時間は短いため、社内の人と深く関わりをもつ場面は少ないでしょう。検針でまわっている間は、住民とすれ違う際に挨拶をするなど、基本的なコミュニケーションは必要となりますが、同じように住宅に侵入するポスティングスタッフのようにクレームを言われる心配はありません。
短時間で高収入が得られる、割りの良い仕事ですが、天候の良し悪しや気温に関係なく仕事に出向かなければならず、責任が求められる仕事です。
検針員に必要な資格や知識はとくにありません。未経験でもできる仕事です。若い人はあまりおらず、定年後の仕事として働く人が多いようです。
検針作業にかかる時間は、1日あたり約4時間。報告書の作成が2時間程度かかるようです。検針を始める時間は決まっていないので、自分のペースで行動できます。
政府は2020年を目途にスマートメーターの普及を進める意向を示しています。電力をデジタルで計測し、メーター内に通信機能を持たせた次世代電力量計のスマートメーターが普及すれば、当然ながら検針員は不必要に。将来的に、検針員の数は減少するのは間違いないため、先行き不透明な仕事ではあります。
台風や雪など悪天候の日も検針作業を行なわなくてはいけないので、責任感がある人でなければ務まりません。電気料金の書かれた用紙をなくしたり、誤って別の人のポストに投函したりというミスもご法度。作業一つひとつに対して真面目に取り組める人が向いているでしょう。
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