ここは人と関わらない仕事を求める者が集まるアローネ(alone)神殿。組織に属することが苦手な君の転職が見つかるよう手助けする場所じゃ。まずは希望を選択するのじゃ!
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LINEのなかで使うスタンプを作るのも、立派なクリエイターの仕事じゃ。絵を描くのが好きな人ならば、少し勉強するだけで誰でもスタンプを販売することができるぞ。人と関わる場面がまったくなく、趣味の一つとして気軽に始められるじゃろう。
個人でスタンプを作るならば、一人での作業が基本になります。労働時間は作品の制作時間になるため、非常に自由度の高い仕事です。
LINEスタンプを売るためには、スタンプ販売の許可を運営からもらう必要があり、許可申請はすべてインターネット上で行います。つまり制作から審査、販売まで人と関わる場面が一切ありません。メールでのやり取りもないため、極めて事務的な作業です。
LINEスタンプの月収入は、売上総額の35%分です。残りの35%は運営元のLINEへ、30%はAppleまたはGoogle Playへ渡されます。分配率の低さから、ひと月に数百円程度の収入という人が多く、何百万も稼ぐ人はほんの一握りです。
すでにLINEスタンプを作る人用のガイドラインが用意されていたり、クリエイター登録をLINE公式アプリ内から行えたりと、スタンプ作りはインターネット環境さえあれば完結してしまう仕事です。よって人と関わることがありません。
アイディアさえあれば、イラスト初心者でもスタンプを作ることができます。イラスト専用ソフト以外にも、パソコンのペイント機能、スタンプを作れるスマホアプリなども登場しました。デジタル画の知識がなくても心配はいりません。
労働時間は、スタンプの制作に費やされます。イラストが早く描ける人ほど労働時間が短くなりますが、販売できるかどうかの審査に関しては大体5日を見込まなければなりません。一発で審査を通るためにも、審査基準を守っておくことが大切です。
一時期注目を集めていたLINEスタンプですが、人気とともにクリエイターの数が増えて、今では競争率が高く稼ぐのが難しい状況です。スタンプの購入率も初期と比べて低下し、買ってもらうのに苦労する人も多くいます。日本ではスタンプが飽和状態なので、日本以外の国で使えそうなスタンプを狙って作ったり、シリーズ化して固定ファンをつけたりといった工夫が必要でしょう。
絵を描くことが好きな人や、面白いアイディアを形にしたい人はぜひ挑戦してみましょう。ただしLINEの特性をよく利用して、需要あるスタンプを作れるかが成功の鍵です。また、すぐに稼げる職業ではないため、趣味として楽しめる人が向いているかもしれません。
いざ、人と関わらない世界へ!
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